2016年07月05日

「妥協点P」事前交流会

9月19日、20日にある高学年鑑賞例会、
劇団うりんこの「妥協点P」の事前交流会&ワークショップがありました。




7月4日参加者感想

昨日、劇団うりんこの平松隆之さんとの事前交流会に行きました。子どもの頃から入っている愛知親子劇場での経験、ご自身の子育てを通してのお話がありました。

質問タイムの「今の中高生は、18歳選挙権のこと、戦争(平和)のことなどを考えているのかなあと思うことがある。そういうことに意識を向けるにはどうしたらいいのでしょうか」というお母さんの質問には「普段から、家庭の中で、親や祖父母がそういうことを普通に話題にすることです」という答えでした。

また、ご自身の高校生時代の親子劇場での活動で覚えていることは「部屋のごみ箱について、なぜここに、このごみ箱は存在しているのか…ということを仲間と真剣に議論したこと(笑)。でも、それって、哲学ですよね」とのお話に、「そういうことを、思春期に真剣に考える経験は大事だと思うが、どうしたらそういうことを考える高校生になれるのか」と質問した私への答えは、「まずは、高校生だけの二泊三日キャンプなどの豊富な時間があったこと。でも、どうしたらそんな風に育つんですか?というように答えを探すのはやめましょう。正解はなくても、日々必死に悩んでいることが大事。その時、その人がとった行動が正解なんです」というような答えだったと思います。
親としての私自身が、正解への近道を求めてしまっていないか!と突きつけられた気がしました。

そして、その後台本を少し紹介してくださった「妥協点P」というお話も、大人の姿勢を問われている気がしました。
文化祭の台本に「生徒と先生の恋愛」という題材を生徒が書いて来たことから物語は始まる。生徒に対して、書き直しを命じる(実際には、何故それがまずいのかということをハッキリ言わずに、やんわりとお願いする(笑))先生と、台本を書いた生徒のやりとり。
同僚の中に、実際に生徒と11年の大恋愛の末結婚した先生もいたりして、以外と、あるあるな…しかし、文化祭的にはまずい(なにが?(笑))題材。
私には、この正解のない問題に、大人はどう向き合うのかを突きつけられる内容に思えてきました!
台本の一部の紹介だったのですが、劇を観るのが怖くもあり、思春期の子ども達の反応が楽しみになりました!!



劇を観て覚えていなくたっていい。その時に心が動いたという事実が大事

子どもにとって、型にはまらない大人とたくさん出会い、大人も成長する姿をみせることが大切。

全ては環境。環境の変化があった時にどう立ち向かえるか。


まだまだありますが、いろんな言葉が心に残りました。
子どもの事を考えて作品づくりに携わる劇団の方の経験や思いを聞くことは自分の子育ての振り返りにもなりました。
「妥協点P」を親子で楽しみたい♪そして観たあとのモヤモヤ?を語り合いたい(笑)そう思った方、いつでも問い合わせください♪hokubumirai@gmail.com


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Posted by 北部みらい at 09:34 │観劇お知らせ


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